メールサーバのバックアップディスク交換

■転ばぬ先のなんとやら

メールサーバ今回はシード事務所の仕事の一部をご紹介したします。といっても、いかにも社労士事務所の専門的な内容ではありません。日常使っているOA機器のメンテナンスのことなど書いたりしようかと思っております。そのOA機器とは「メールサーバ」。シード社労士事務所では、事務所内にメールサーバを設置しています。ちなみにOSはLinuxを使っています。LAN内にメールサーバを置くと、事務所内でのメールのやりとりは外部を経由せずLAN内で完結しますし、PC本体内でメールフォルダを設けず、gmailのようにサーバで一元管理するのでPC側での管理負担が少なく楽なのです。そのメールサーバも前回のメンテナンスから数年経ち、本体内バックアップ用HDDの使用容量が90%を超えてきたので、新しい物に交換することにしました。

交換の手順

交換の手順手順は次のように行いました。
・交換するHDDに関わるサービスの停止(バックアップとHDDスピンドル停止スケジュール)
・サービス停止時のメール配送確認(予備のサーバに配送される)
・電源停止
・サーバを開けて、空きのディスクアレイに新しいHDDを入れる
・再起動
・新しいHDDのパーティション&フォーマット作業
・新しいHDDをバックアップ用としてマウント
・新しいHDDに関わるサービスを再開(バックアップとHDDスピンドル停止スケジュール)

2TBを超えるHDDのパーティション作成

バックアップ用を今回3TBに変更しました。Linuxのパーティション作成はこれまでfdiskというコマンドで行ってきましたが、2TBを超えるHDDのパーティション作成には対応していないので、partedというコマンドを新しくyumを使ってインストールしました。

今後のバックアップ運用

シード事務所ではこれまでサーバのバックアップは 「コピーを自動スケジューリングで行う」「同一サーバ内と遠隔地にバックアップを残す」方針をずっと貫いていて、今後もこの方針は変わらないです。これまでのところ、メールサーバでは新旧の入れ替え時くらいしかバックアップが役に立ったことはありません。また、実際に障害が発生した時は、メールは一旦データセンターの代替サーバに配送されますので、メールサーバ本体の復旧スピードよりも確実に元に戻せることを求めています。

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